ピンは転じてロクとなれ!

いつもコロコロ、ダイス転がし 四畳半のブログ

ユグドラTRPGリプレイ トライアル・ウォーズ 1

あてんしょん
・システムはPsychicTRPG【 鋼鉄のユグドラシル 】です。
・PLのほとんどはTRPG初心者です。
GM毒を吐きます


このセッションを行う上で相手のことを理解しなくてはならない、そうわかってたんだよ…セッションが時間通り開始されないことなんてね!

四畳半:そんなわけで開始までちょっと時間がかかりそうなのでこのシステムで重要な「AE」について説明したいと思います。

なぜこんな説明するかというと、ぶっちゃけよく初心者に忘れられるから。(GMも含め)初めてのユグドラTRPGをした時のAEの宣言率の低さ…これがなくてパーティが半壊しかけてたんだよな。

  • AE(アクションエフェクト)とは-

・能力者でも非能力者でも「誰でも」できる行動である。
・故にNPC、雑魚、ボスでも使える。

  • 代表AE-

【コンセントレイション】
・通称:コンセ
・消費PP1で数値に+1できる。
・判定値、行動値、命中力、回避力、攻撃力、防御力(抵抗力)に対して使える。
・安定した成功を狙いたいときに宣言するといい。
・ただし一度に宣言できるのはlv10まで(防御力、抵抗力は例外でlv5まで)。
【ブースト】
・消費PP3でダイスを一つ追加。
・クリティカル、ファンブルのある判定に対して使える(攻撃力には加算できない)。
・こちらは対象との対抗によく使う。
・一度にどれだけ宣言してもいい、極論lv15(消費PP45)というバカをしてもいい。

四畳半:他にもAEはあるが基本この2つさえ覚えれば大丈夫、詳しくはサイトの「AE一覧」を参照。
葵:こんばんはー。すみません遅れますた…

こっちもすまん、こんな多忙な時期にセッション組んで。

四畳半:さて、てことでシーン1なので暴走チェックしたいと思います、暴走チェックとはシーンのはじめに暴走率を2d6上昇させる処理です、まずみかステラさんから。
みかステラ:あいよー、じゃあ行かせてもらいまする
2D6 → 1 + 1 = 2
GM:四畳半:おぉ最低値
みかステラ:クールだなー
綾音:いい感じですねー
みかステラ:まあ、この段階の暴走チェックは別に気にする必要はない
GM:四畳半:では綾音さんもどうぞ
2D6 → 3 + 6 = 9
綾音:ちょいwwww
葵:高いね…
四畳半:さてこの出目が今後どう影響するか、では葵といもバロンさん、同時にやってくれ
いもバロン:2D6 → 2 + 3 = 5
葵:2D6 → 4 + 2 = 6
いもバロン : なんと言う無個性感
四畳半:ちなみに暴走率はPPを使った時もその分上昇するから、つまりPP10消費した暴走率も10上昇する。
みかステラ:一応上がることでメリットもあるから、そこまで極端に怖がらなくても大丈夫やで、最悪暴走率を下げる方法もあるからね。

シーン1「手がかり」

四畳半:とりあえずお前達はロマンから手に入れた情報を元に更に情報収集すれってことで、聞き込みをしてもいいし刑事バリに地面に何か証拠がないか探してもいい、なんなら防犯カメラでも確認するといい、GMが言ったこと以外でもしてもいいぞ。
みかステラ:聞き込みなら話術、探すなら観察眼ってとこか。
四畳半:そうだね
みかステラ:話術と観察眼の達成値を聞いてもいいかい?
四畳半:話術の目標値は8、観察眼は10、大して難しくないだろ?
みかステラ:あと防犯カメラも観察眼?
四畳半:いや、防犯カメラの確認は何も判定はいらないよ、防犯カメラの映像から何か手がかりを掴むなら観察眼が必要だが。
葵:(°д°)ポカーン

注意、ここに居るほとんどは初心者です、唯一やってるのがみかステラさんだけです。

四畳半:というかなんでみかステラさんが全部聞いちゃう…いや、一番の経験者だけど
みかステラ:おっと、すまぬ。

葵:なら、その知識を生かして調べたいことがあるんだが…メールで送っていいか?
四畳半:メールでしたところでここで言いふらすけどな!
葵:ひどい!? うーんとね…カクカクシカジカ

四畳半:GMから言うことは「やりたいことやればいい!」
みかステラ:GMがぶっちゃけたぞー!

そんなこんなで何をするか1時間話し合いました。これ全部編集するには限界がありますのでここら辺はカット!

みかステラ:朧が察知、ニアが観察眼、ヴィンセントが話術、でおk?
四畳半:では綾音からどうぞ、判定は察知、目標値クローズドで。
綾音:ほーい
1D6 → 4 = 4
四畳半:4+12=16だから…大成功です本当にありがとうございます。
みかステラ:やったね!
四畳半:てことで因子ダイスもってけ!
綾音:やっほーい
四畳半:情報開示は…まとめてやるから次は葵でどうぞ、目標値は8だからブースト、コンセはするか?
葵:しないよー。
1D6 → 1 = 1
葵:!?
綾音:……まぁ、あれだ、うん……そんな時もあるよ。
四畳半:ファンブルの説明が出来るよ、やったねたえちゃん!
みかステラ:おい、やめろ

ダイスロールについて
このシステムの無限上方ロールとマイナスロールが混合してます。
【クリティカル】
・出目が「6」の時に発生する。
・ダイスが追加で振れて加点される。
・「6」が出続ければ【クリティカル】し続ける。
・【クリティカル】から【ファンブル】は発生しない。
ファンブル
・最初のダイスロールで「1」の時に発生する。
・ダイスを振り出目の分だけ減点される。
・【ファンブル】から【クリティカル】【ファンブル】は発生しない。
例)3D6 : 9 (6,1,4, + ,1, - ,3) [critical:1] + 14 [ 計:23 ]

1D6 → 6 = 6
葵:おい
みかステラ:お、おう…
綾音:なんだこれは……
四畳半:8+1-6=3で大失敗!まぁ特にペナルティはないから大丈夫だよ!
いもバロン:ロボの事と言うか盗まれた日に現場の近くで変わった事が無かったか聞きたいです。
四畳半:判定は話術、目標値は8で判定。
1D6 → 3 = 3
四畳半:達成値12、成功です。では最後にみかステラさんだけどどうする?
みかステラ:じゃあさっきでた意見で、動機がありそうな能力者とか組織とか、そのあたりをネットで調べるよ。
四畳半:目標値15、AEは?
みかステラ:pp4消費してコンセ4。固定値を17から21にするよ
四畳半:了解、どうぞ
みかステラ:これでファンぶっても確実成功。
1D6 → 6 = 6
みかステラ:クリったからもう一回降るぜ
1D6 → 3 = 3
みかステラ:今回はレイスイの知識17に+4=21。 21+6+3=30(ドヤァ
四畳半:大成功じゃないかくそがぁぁぁぁ!!
いもバロン:これがダイス神の導きですか
葵:(運の差を見た)

四畳半:では情報が簡単なのからいきます、ではまずレイスイから。君は幻のメカ評論裏掲示板を発見した、そこでは多くのメカニックが最新技術について議論が交わされてる。
みかステラ:2ちゃんねr・・・おっと、誰か来たようだ
四畳半:そこでトピックを立てて返答を待つ、そして結論。亡霊を欲しがる人物や組織は「ない」ってことが分かった。
みかステラ : おっと、RPしとこうかね。「…今ネットで情報を集めてみたが…結論から言うと、亡霊を欲しがる動機がありそうな組織とかはいなさそうだ」パソコンを取り出してカタカタとキーボードを打つ。しばらくして結論が出れば小さくため息をついた。
葵:…え……本当にどんなロボットなんだよ………
四畳半 :理由としてはいくらプロトタイプとはいえど、量産を前提に作ってるためそこまで対して性能は高くない、本当に涎をたらして喉から手が飛び出るのは過去の作品「ナハト」と「アーベント」だろ常識的に考えてっとマジレス。
みかステラ : ふむ…てことは、もしかしたら私怨的な犯行なのかなー…ちょっと朧の察知結果も見て考える
いもバロン:つっこまんぞ つっこまんぞおおお(機密保持PTP)
GM:四畳半:フフフ、俺は幻の裏掲示板と、そこに機密保持もなにもねぇからw
いもバロン:いやなんかこれ以上漏らしたら緑帽子のお兄さんに自爆を強要されそうで怖いんですが
四畳半:それで次はいもバロンの結果
市民:「変わったこと?んん…いつもマジメに出勤してたブロウさんが珍しく無断欠勤、自宅に電話するも応答なし、そういえばグラウドさんも…」
四畳半:っと言った感じ無断欠勤、無断欠席、帰ってこない、応答なしと言った情報が手に入る。
いもバロン:…関係性や如何に
四畳半:では最後に綾音さんですがこれは、いつもより多く警察が動いてると感じるよ。
いもバロン:ロボ事件から行方不明事件へと発展!?
綾音:警察か……
GM:四畳半 : ではRPどうぞ

みかステラ:「…何か手がかりが見つかったのか」
いもバロン:「なんか消えたのはロボだけじゃないようなんだけど」
綾音「む……なんだかお奉行殿が沢山いるでごじゃるな……」(お奉行→警察)
いもバロン:「あちこちで人が居なくなってるようなんだよな…関係あるのかな?」
みかステラ:「そうだな…盗難事件があったわけだからおかしくはないが…にしても、少し人数が多いか…?」
葵:「行方不明者の捜索…にしては早すぎるよね。そもそも、まだ行方不明って決まった訳でもないし」
綾音:「盗難事件にしては、数が多すぎるでござる」

四畳半:…あれ?警察に話さないの?
みかステラ:あとあと話すつもりだったけど、結果RP先かなって
綾音 朧の職業殺し屋なんですがこれは……((
四畳半:こんな可愛い子が殺し屋な訳がない!(ダメな大人の図)
綾音 : よし、それで行こう((

いもバロン:「警察がなんで動いているか聞けるのかね? 捜査情報とか」
綾音:「氷雨殿、お奉行殿から情報を聞き出すでござるよ」服の裾を引っ張りつつ
警察:「なんだね君達は?」
みかステラ:「すみません。私たちは今回の事件のトラブルシューターなのですが・・・調査の為にいくつかお聞きしたいことがあるのですが、よろしいでしょうか」物腰は柔らかく話すよ
警察:「トラブル…そうかグライプニルのトライアルのか、一応だが証明できるものを提示してくれないか?」持ってることでいいよ
みかステラ :「もしかしたらご存知かもしれませんが、先程聞き込みした所、何名か音信不通の関係者がいるそうですね。ブロウさんとグラウドさんというらしいですが…」証明書出しながら続けて尋ねる。
警察:「ちょっと待ってください…あぁその方々のご家族から捜索依頼が出てますね、他にも『異常なほどに』捜索依頼が」
みかステラ:「異常なほどに・・・?では、盗難事件ひとつの割に多くの警察が動いているのは・・・」それが理由なのか、と言葉には出さないものの、相手を促して。
警察:「盗難?なんのことでしょ?我々は昨日に発生した多くの行方不明者の捜索依頼の解決に当たっているのだが」

みかステラ:うーん…これ盗難事件の事言っていいのかな?GM、念のため聞きたいんだけど、この事ってロマンから極秘にしろって言われてる?
葵:黙っておいた方が良いような…
四畳半:特に言われてない、ついでに今回の盗難されたロボットはトラブルシューターの方しか知らない。
みかステラ:うーん…これ迷うところだなー、言っても問題はないと思うんだけど・・・
綾音:言ったら警察が協力してくれるとかあるんですがね?
みかステラ:いや、多分上の対処が遅いって最初に言ってたから、多分ある程度公共機関に言ってるんだとは思う。メタ的にはこの手の警察は無能っていうパターンあるからなぁ。
四畳半:…思いのほか悩んでるようなのでGMから助言いいですか?
綾音:どうぞ
みかステラ:あー、できるならお願いします。
葵:頼む
四畳半:亡霊は高演算電脳、光学迷彩、高出力ブースターを搭載してるといいましたね?ついでに格闘攻撃点が9はあります。
みかステラ:ああ、おk、把握した。リアル閃きはできた。
いもバロン:ふむふむ
綾音:うむ、さっぱりなんでここの判断はみかステラさんに委ねますわ……((初心者すません
みかステラ:いや、とはいってもちょっとこれはPLのメタ思考な気がするんで…。とりまRP続けまする。

警察:「えっと、仕事に戻ってよろしいでしょうか?」
みかステラ:「ああ、では最後にもう一つだけ。私たちも関係者の家族から話を伺いたいので、住所を教えて頂いてもよろしいですか?」
警察:「むっ…それはプライバシーに関わるのでお答えできません」
綾音:「……どうしてもダメなんか……?」氷雨の後ろからひょりと顔をのぞかせる
警察:「お嬢ちゃんだって知られたくない秘密はあるでしょ?それっと一緒」
綾音:「むぅ……おじさんたちは意地悪じゃ……」ぷいっと顔をそらしてまた隠れる
みかステラ:「そうですか・・・無理を言って申し訳ありません」軽く頭を下げて

みかステラ:…GM、聞き出すとしたら話術いくつだい?
四畳半:話術の判定は必要ありません、自動失敗するので
みかステラ:おk、把握。RP続けるで
葵:GM、ちょっと質問いい?と言うか交渉
四畳半:なにかね葵
葵:ヴィンセントが聞き込みした相手って、明日同じ時間に同じ場所で待ってたら遭遇できそう?
四畳半:出来ない(キッパリ
葵:あらま。

TRPGのこういう事件系シナリオでよくある話が事件の本腰と関係する別の事件があると、そっちを調べたくなるという傾向があるんですよね。まぁそこはバッサリ「出来ない」「教えれません」と断るのが一番ですね。

四畳半:聞きますけど今の君達の目標はなんですか?ロボットの捜索ですよね?行方不明者の捜索じゃありません。それを念頭に話を進めてください
葵:うーん、でも明らかに関係ありそうなんだよなー。まぁ、確かに目的を見失っちゃアカンね。とりあえずメインはロボットか。
みかステラ: ああ、あと、イマイチ把握できてないのだが、行方不明者ってマリンとは関係ない?それとも同じ職場の仲間とか?
四畳半:なんの関係もありません、ロマンはフリーランスだし職業とかに就いてません、技術者ではあるが個人経営とかしてません
みかステラ:よし、それがきければ充分。<関係ない
葵:失踪者がメカニックだったり技術者だったりしたら、関係性を証明できるんだけどねー。
みかステラ:あ、うん、とりあえず、ここで切りかな。リアル閃きを話していいものかは悩むところなんだが
四畳半:僕はメタとか一向に構いませんよ
みかステラ:多分なんだけど、ロボットは独りでに逃げて行ったんじゃないかな説
葵:暴走?それとも、ハッキング食らったりとかですかね?
みかステラ : 演算脳持ってるからハッキングも自身で出来そうだし、「内側から」蹴り技で壁ぶっ壊して外でてったんじゃないかな、これこそメタかもなんだが・・・ロマンは自我を持つロボットとかを作ったりしてるんだよね。つまりはそういうことかなと、そんな感じなんですが…な、なんかでしゃばってすみませんでした(;´・ω・)
四畳半:あぁうん混乱しないために話すが自我を持つ特殊AIは搭載してません、なので一人身でうごくなんてあり得ない。
みかステラ:あー、そうか

不本意だがここでこういうこと言わないと話がややこしい話に進みそうだから情報を与えて軌道修正します…まぁ(本腰に)関係ない話だし大丈夫かな?

四畳半:ではそうだね…レイスイに電話がかかるよ、トライアル支部
みかステラ:おや…? 電話に出るよ
支部:「君達、仕事の方はどうかね?」
みかステラ:「はい・・・残念ながらそれほど有益な情報は得られていません。どうやら犯人は巧妙な手口を使っているようです…ところで、何か伝達事項でしょうか?」
支部:「そうか…ではそんな君達に情報をやろう、ここから近くの古い倉庫からロボットが出たって情報が入った、君達の仕事に関わることかは分からないがとりあえず見に行ってくれないか?では私は多忙なのでここで切らしてもらう」ガチャ ツーツー
みかステラ:「…今支部から電話が来た」というわけで他の皆と情報共有かくしかー
葵:「…なるほど。行ってみる価値はあるね」
いもバロン:「別のロボットなのか?」
みかステラ:「いや、そこまではわかっていないそうだ。だが、今の所は一番有力な手がかりだ」

四畳半:ではこのシーンはここまでです
みかステラ:すごいぐだぐだしてもうた、すみませぬー(汗
四畳半:いいよ、予定としてはあと二日…二日でできるのだろうか…

先に申し上げます、出来てません!

四畳半:お疲れ様でした、また同じ時刻に
一同:お疲れ様でしたー

・あとがき
予定である以上なにも確定されてない、どうも四畳半です。
今回はこのシーンについて説明します。このシーンではほとんどアドリブです!そんなシナリオで大丈夫かって言われると大丈夫です、どのような調べ方しても必ず情報がもらえるようになってます。しかし必ずしも本腰に関わるような情報が得られるとは限られません。そのせいで軌道が逸れるかって言うと…関係ある情報で変に路線変更してしまいましたね(汗
それで思いっきり省いた何をするかの相談の内容ですが、結果はこういうのが出ました。

・なんか街の雰囲気に変わったことはないか?(朧のした判定>大成功)
・マップから亡霊の隠れられる場所を探る。(ニアのした判定>大失敗w)
・聞き込み(ヴィンセントのした判定>成功)
・ネットで亡霊を欲しがる組織等があるか(玲翠のした判定>大成功)
・固有電波を探る(目標値クローズド「33」)

まぁこんな感じです、結構知識に偏った判定は多かったので玲翠無双とかあり得ました、まぁこのシーンでは1人1回しか探索判定が出来ない制約がありましたけどね。
ではトラブルシューター一行は古い倉庫で何をみるのか?!お楽しみに!